衛星電話などで情報共有 和歌山市で訓練
東日本大震災から12年となるのを前に、和歌山市は10日、関係機関との連携を強化しようと確訓練訓練を行った。
県や陸上自衛隊、警察署、市と防災協定を締結している市内の企業など22機関52人が参加。午前9時に震度6強~7の南海トラフ巨大地震が発生したという想定で実施された。
八番丁の災害対策本部では衛星電話を使用し、市内42地区の各支所、連絡所と連絡を取りながら被害情報を集めた。また、衛星電話や防災相互通信用無線などを使い、防災連携を締結している企業など関係機関と情報連携の訓練を行った。
西鍛冶屋町の城北連絡所では、昨年8月に災害時における電動車両等の支援に関する協定を締結した、わかやまオールトヨタの電動車両を活用し、停電時における給電対応を実施。参加者は災害時の迅速な情報収集、ライフラインの早期復旧について確認し、関係機関との信頼関係を深めた。
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