産業発展に功績の12人に 県発明考案表彰

優れた発明などによって科学技術の改善、向上に貢献した人に和歌山県が贈る2022年度「県発明考案表彰」の表彰式が県庁正庁で行われ、岸本周平知事が9件12人の受賞者の功績をたたえ、表彰状を手渡した。

今回は、優秀な発明などにより県産業の振興に貢献した人に対する「発明賞」に6件7人、優れた創意工夫によって生産技術の向上などに貢献した人に対する「創意工夫功労賞」に3件5人が選ばれた。受賞者と所属企業、発明・業績の名称は次の通り。


【発明賞】

久保貴弘(㈱かつらぎ産業)乳酸菌及び発酵物の製造方法

川本淳生(川本化成㈱)繊維強化プラスチック用溶接棒、及び繊維強化プラスチック用溶接棒を使用する溶接方法

和田英之(㈱島精機製作所)目打ち装置

吾妻正章(㈱ジャバララボラトリー)抗アレルギー用組成物

長田優輔・谷本晋基(デュプロ精工㈱)脱墨装置および古紙再生処理装置

雜賀慶二(東洋ライス㈱)コメおよび飯


【創意工夫功労賞】

中河拓也・土井勇人(剤盛堂薬品㈱)錠剤製造工程における高速打錠化の実現

村上裕紀(同)新胃腸薬の製造方法検討における効率化

奥村直美・笠松沙希奈(同)軟膏剤チューブの改良

 

晴れの受賞者の皆さん(県提供)

 

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧