小中女性校長25%超 県教委2626人異動

和歌山県教育委員会は24日、4月1日付発令の人事異動を発表した。異動規模は、事務局等職員が193人(前年度比42人減)に減少した一方、教職員は小中学校と県立学校を合わせて2433人(同180人増)に増加し、計2626人(同138人増)となっている。

事務局等職員は、配置換えが172人(同45人減)で、うち昇格は19人(同11人減)、女性は55人(同3人減)。退職は21人(同3人増)。教職員は、小中学校が1596人(同20人増)、県立学校は837人(同160人増)が異動した。

教職員の女性管理職(校長、副校長、教頭、事務長)は県立学校と小中学校を合わせて252人。内訳は、県立の校長7人(16・7%)、教頭11人(16・2%)、事務長18人(42・9%)、小中学校の校長83人(25・2%)、教頭・副校長133人(39・0%)となっている。

新規採用者は小中学校、高校、特別支援学校、養護教諭を合わせて324人。退職者は小中学校、県立学校の合計で前年度より56人多い785人となった。

組織改正では、ICT教育の推進、学校現場を含めた教育委員会の多忙化解消に向けた業務改善や効率化の実施に向け、教育総務局に「教育DX(デジタルトランスフォーメーション)推進室」を新設する。

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