日本文化知りたい WCGBに留学生32人入学
和歌山グローバルビジネスカレッジ(WCGB、和歌山市駿河町)は7日、同市七番丁の和歌山城ホールで入学式を行い、アジアを中心にロシアやウクライナなど計8カ国の32人が入学した。
同校は昨年4月に、和歌山外国語専門学校から校名を変更。式では藪添泰弘学園長が、言語を学んだ後の将来像を描く重要性などを伝え、激励。坂本太学校長は「国籍や文化は分けずに尊重し、同じ地球に住む一人ひとりの人間として、共に高め合ってほしい。一生懸命勉強して、和歌山での生活を楽しんでもらいたい」と呼びかけた。
尾花正啓市長ら来賓が祝辞。在校生代表の許仕杰さん(22)による、流ちょうな日本語での歓迎の言葉に続き、各国を代表した新入生8人があいさつ。出身地や名前を日本語で自己紹介した。
式を終え、介護福祉士を目指してミャンマーから入学したノーネタ・ブルワさん(25)は「和歌山はきれいなまちだと思う。まだ日本に慣れていないので心配はあるが、しっかり勉強して、着物など大好きな日本文化のことももっと知りたい」と話した。
ベトナム出身で、日本での就職を目指すグエン・ホン・ゴックさん(23)は「アニメが好きで日本に興味を持った。文化を学び、日本語ももっと上手になりたい」と意気込んだ。
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