20歳未満の飲酒ダメ 酒販組合ら街頭啓発

和歌山県内の酒の小売店などでつくる県小売酒販組合連合会(楠富晴会長)などは17日、紀の川市のJR粉河駅前で20歳未満の人の飲酒防止と飲酒運転撲滅を呼びかける街頭啓発を行った。

4月の「20歳未満飲酒防止強調月間」に合わせて実施。同連合会と伊那小売酒販組合のメンバーを中心に、粉河税務署、県、県警、岩出署、那賀振興局などから合わせて約50人が参加した。

セレモニーでは県立粉河高校の片木晴菜さん(3年)が「20歳になるまでお酒は絶対に飲みません。学校や社会のルールを守り、立派な大人になるよう高校生としての自覚を持って楽しい学校生活を送ることを誓います」と宣言。県警のマスコットキャラクター「きしゅう君」と県のマスコットキャラクター「きいちゃん」も登場し、啓発用のチラシやポケットティッシュなどを通学中の生徒らに配って、20歳未満の飲酒防止を呼びかけた。

同連合会の楠会長(70)は「お酒を販売する側の社会的責任として、成年年齢は18歳だが、お酒は変わらず20歳未満は禁止ということを再認識してもらうきっかけになれば」と話していた。

 

「お酒は20才になってから!!」と呼びかけるメンバーら(酒販組合提供)

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