和歌山市議選きょう投票 未明に大勢判明

統一地方選後半戦の和歌山市議選は23日、投票が行われ、即日開票される。定数38に7人超の45人が立候補し、7日間の舌戦を展開してきた。同市を選挙区とする衆院和歌山1区補選の開票作業が先に行われるため、市議選の大勢は日付が変わった24日未明に判明すると見込まれている。

市議選の立候補者は党派別に、自民党8人、公明党8人、立憲民主党2人、日本維新の会4人、共産党5人、国民民主党2人、参政党1人、幸福実現党1人、無所属14人。現職は31人、新人が13人、元職が1人。

統一選前半で、県議選を含む各地で党勢を伸ばした維新の動向を、多くの陣営が警戒している。現職2人、新人2人を擁立しており、市議会でも議席を増やせるかが焦点。

自民、公明はともに8人、国民は2人の全員当選で勢力の維持が目標。現有6議席の共産は、引退する1人の後継を立てず、現職5人の当選を目指している。

立憲は現職1人と新人1人を立て、2議席目を狙い、参政と幸福は初の議席獲得をうかがう。

無所属は、現職が7人、元職が1人、新人が6人(うち1人は自民推薦)。現職の地盤に挑む新人がどこまで得票を伸ばせるか注目される。

投票は23日午前7時~午後8時、市内102カ所(うち2カ所は閉所を2時間繰り上げ)で受け付ける。開票は午後9時半から土入の市民体育館で始まり、衆院和歌山1区補選に続いて行い、24日午前1時ごろの終了を予定している。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧