紀州ボーイズ準優勝 少年野球春季全国大会

紀州ボーイズ(玉田昌幹監督)が、中学硬式野球ボーイズリーグの日本一を決める「スターゼンカップ第53回日本少年野球春季全国大会」で準優勝した。

大会は3月26日から31日まで、東京都大田区の大田スタジアムなどで開かれ、小学生、中学生の各部に分かれ、計59チームの選手たちが熱戦を繰り広げた。

同チームは昨年も同大会に出場しベスト8。今回の1回戦では、昨年の準々決勝で敗れた湘南ボーイズ(神奈川)を3対2で下した。決勝では東海中央(愛知)と対戦し、6―0で敗れた。

玉田監督(51)は、強みはチーム力だとし「負けた決勝戦も含めて、全試合100点満点。それぞれが持っている力以上のものを出してくれた。大舞台でも欲や緊張を出さない、冷静さといったメンタルを強化していきたい」と話した。

遊撃手や投手を務める、井戸本陽向(ひなた)主将(14)は、「チーム全員が日本一を目標に、一人ひとりが個々の課題に取り組んできた。ここまで勝つことができたのは楽しんで伸び伸びとやれたから。良い成績だったが、目標は全国優勝です」と意気込んだ。

来月には、中学硬式野球の主要7リーグ全てが参加する、第17回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップが控えている。

全国大会準優勝を喜ぶ選手たち(紀州ボーイズ提供)

全国大会準優勝を喜ぶ選手たち(紀州ボーイズ提供)

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