GWにぎわい各地で お城は半数が外国人
大型連休を迎え、コロナ禍の行動制限がない中、和歌山県内各地の観光地も、少しずつにぎわいを取り戻しつつある。行楽客は感染対策を講じながら散策や買い物などを楽しみ、経済も動き出している。
和歌山市の和歌山城天守閣の4月30日の来場者は約1000人で、半数が外国人だったという。
1日には、朝9時の開場前から20人近くが列を作り、大型連休中は一日1500人の来場者を見込んでいるという。城巡りをしているという姫路市の40代主婦は、「木造建築が残っていて趣があった」と笑顔。デンマークから来た70代の女性は「インタレスティング!ナイスビュー!」と感動の様子だった。
同市毛見の和歌山マリーナシティは4月29、30日は天候が悪かった影響で、予想より来場者は少なかったというが、7日までに約4万5000人を見込んでいるという。
7日まで、黒潮市場名物「生マグロの解体ショー」を毎日午前11時からと午後0時半から行っている。1日にも大勢の人が訪れ、その豪快な包丁さばきにくぎ付けになっていた。
プレミア和歌山(県優良県産品)認定の、串本町の「南紀串本よしだ本鮪」を中心に、マグロの最高級部位・大トロがとれる「本マグロ」を使用。解体ショーの後は、さばきたての「大トロにぎり寿司」や「大トロ丼」、「中トロ丼」などの販売も行う(入荷の都合によりマグロの種類が変更になる場合がある)。
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