宇宙に見る多様性 和大でカラフルウィーク

和歌山大学(和歌山市栄谷、本山貢学長)は31日まで、大学会館1階ロビーでパネル展「第8回カラフルウィーク」、24日午後7時からは西4号館(観光学部)T101教室で「カラフルウィーク天体観望会」を開く。

同大はことし4月、多様性を尊重する取り組みを推進・発展させようと「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)推進本部」を発足させた。

これまでは経済学部が実施してきた、学生生活に困難を抱える学生への支援を可視化する企画「カラフルウィーク」を継承。同推進本部のキッフオフイベントとして、同展では教職員有志が作成した、支援を表明するパネル21枚が展示されている。

また、兵庫県立大学自然・環境科学研究所SDGs推進室と連携し、天体観望会を企画。同大の鳴沢真也さんが「地球外文明探査SETIから社会の多様性・持続性を考える」について講演する他、和歌山大学観光学部アストロツーリズム研究室とみさと天文台の協力で「天体観望会」も開かれる。

DEI推進本部は「当日は、西の空に仲良く並んだ『ふたご座』を背景に、金星、月、火星が並び、最新の電子望遠鏡では何千万光年彼方のさまざまな銀河を楽しむこともできます。宇宙や社会の多様性について星空の下で語り合ってみませんか」と参加を呼びかけている。悪天時は室内で講演会などを実施。

参加無料。予約不要。問い合わせは同推進本部にメール(inclusion@ml.wakayama-u.ac.jp)。

教職員らの支援表明パネルが並ぶ

教職員らの支援表明パネルが並ぶ

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧