アモーレが春3連覇 NW軟式野球知事杯

NW和歌山軟式野球連盟(瀧口治会長)の第56回春季知事杯争奪野球大会の決勝と3位決定戦が5月28日に和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で行われた。決勝ではカフェレスト・アモーレがグランツを5―1で下し、優勝。春季大会3連覇を果たした。3位決定戦では、グリーンアップルがCTYホークスを8―4で下した。

◇決勝

グランツ
アモーレ ×

◇3位決定戦

グリーンアップル
CTYホークス

 

大会は4月2日に開幕。21チームが参加し、市内各地で試合を重ねてきた。

決勝戦でアモーレは3回裏、四球や盗塁で1死二塁の好機をつくり、坂本の右前適時打で1点を先制。対するグランツは直後の4回表、竹内の内野安打や、相手の悪送球などで2死二、三塁とすると、浜田の左前適時打が飛び出し、同点とした。アモーレはその裏、無死満塁となり、瀧川の中犠飛で1点を勝ち越し。続く山本の内野ゴロの間に3点目を挙げた。さらに6回裏には、前畑の右前安打や瀧川のエンドランが成功し、1死一、三塁の好機をつくると、山本の左越三塁打で2点を追加。グランツの反撃ならず、勝負を決めた。

投げてはアモーレの植村が、走者を背負いながらも変化球を有効に使い、7回1失点の力投。要所を締める投球で、グランツ打線を1点に封じた。

対するグランツは、何度も好機をつくるも、あと1本が出なかった。

MVPにはアモーレの山本拓真選手(33)が初選出。「良い場面で打つことができた。前のバッターに感謝している。3連覇に貢献できてうれしい」と話した。

優秀選手賞には、グランツから前川統(すぐる)選手(30)、アモーレから植村友貴選手(36)が選ばれた。

前川選手は「ピッチャーもできて打てる二刀流が評価されたと思う。打倒アモーレに向けて肘を治したい」と話した。

植村選手は「変化球をうまく使い、気合で良い投球ができた。夏も優勝を目指したい」と意気込んだ。

 

《カフェレスト・アモーレ》代表者=光森直樹▽主将=前畑良太▽選手=瀧川祐二、山本拓真、瀬田魁斗、坂本直人、坂口光、橋本宗士、上芝健太、植村友貴、光森弥虎也、金崎覚

優勝したアモーレのメンバー

 

《グランツ》代表者=浜田郁哉▽主将=小川真樹▽選手=崎浜秀大、前川統、大谷直樹、太田智也、前田愛季、竹内拓也、伴絃希

準優勝のグランツのメンバー

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