和歌山市内9RC トルコ地震へ義援金

2月に発生したトルコ南東部地震の被災支援を目的に、和歌山市内九つのロータリークラブ(RC)は共同で、義援金108万9000円を県に寄託した。

会員からの提案がきっかけとなり、5月12日に全クラブ一致で義援金の寄託が決定。

義援金は九つのRCの全会員363人が1人3000円ずつ寄託した。

贈呈式は5月26日、県庁の特別会議室で行われた。国際ロータリー2640地区の田原久一ガバナー補佐、南RCの中村和子会長、和歌山東南RCの寺下能明会長、和歌山北RCの桝谷知樹社会奉仕委員長、和歌山アゼリアRCの梅田千景会長、和歌山中RCの宮本嘉久会長、戎敬史幹事が出席した。

9クラブを代表して和歌山中RCの宮本会長は、「和歌山とトルコは特別な関係ということもあり、被災された方の復興に使ってほしい」とあいさつ。県の前昌治企画部長に目録を手渡し、「トルコの方は、和歌山にとても関心があると聞いている。和歌山の人にも、トルコへの関心をさらに高めてほしい。困ったときはお互いに助け合うべき」などと話した。

県経由でのトルコ南東部地震への義援金は、5月15日時点で約5500万円となっている。

 

目録を手に前企画部長(後列左から2番目)とRCの皆さん

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