なじみの商品も デザイン会社25周年記念展

JOINジュース、日本酒の紀伊国屋文左衛門など和歌山ではおなじみの商品のデザインを手掛ける和歌山市つつじが丘のデザイン会社、㈲サウスが、創業25周年を記念した展示を8日まで、同市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで開いている。

同社の主宰デザイナー南亘さん(49)は、市和商(現市立和歌山高校)のデザイン科を卒業し、大阪のデザイン会社に就職。阪神淡路大震災を機に和歌山に戻り、24歳の時に同社を立ち上げた。新聞広告、商品パッケージ、店舗デザインなどを手掛けてきた。2014年にJA県農販売する県産の桃、温州みかん、清見、南高梅などを使った「わかやまポンチ」、「JOINジュース」のデザインを担当。革新的なデザインが話題となった。

今回の展示では同社が制作した作品をパネルで紹介し、これまでの歩みを振り返る。

日本グラフィックデザイン協会のエキシビションで制作したアート作品、大阪万博のロゴコンペ作品も展示している。

南さんは「一気にこれだけのデザインのバリエーションを見る機会は少ないと思う」と話している。

期間中は南さんが在廊し、直接話を聞くことができる。入場無料。月~金は午後1時~7時。土日は午前10時~午後5時。最終日は5時まで。火曜日定休。問い合わせは同社(℡073・457・0457)。

南さんがこれまで手掛けた作品をパネルで展示

南さんがこれまで手掛けた作品をパネルで展示

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