Stars☆が優勝 本社杯日曜野球春季大会

和歌山市長旗・本社杯争奪、和歌山日曜野球会(大道眸運営委員長)の「第55回春季大会」(本紙など後援)の準決勝と決勝が4日、和歌山市福島の市民スポーツ広場で行われ、決勝戦では、Stars★がウォリアーズに4―0と、完封勝利で優勝。昨年の秋季大会に続き、連覇を果たした。

◇決勝

ウォリアーズ 0 0 0 0 0 0 0 0
Stars★ 0 0 0 0 2 2 × 4

◇準決勝

ウォリアーズ 0 0 0 0 1 0 0 1 2
ナイトローズ 0 0 0 0 0 0 1 0 1

(延長8回)

mandarin 0 0 0 0 0 0 0
Stars★ 0 1 0 0 0 7

(6回コールド)

大会は3月12日に開幕。35チームが同市の市民球場や紀三井寺公園野球場などでしのぎを削ってきた。

決勝戦の序盤は、ウォリアーズ岩橋とStars阿部の両先発が走者を背負いながらも好投した。ウォリアーズは4回裏に無死三塁のピンチを招くも、交代した伊森が無失点で切り抜け、4回まで試合は0行進。5回裏にStarsは、相手の失策と前垣の犠打で1死三塁とすると、岡本の適時二塁打が飛び出し、1点を先制した。その後、四球などで2死一、三塁となり、投手のけん制悪送球で2点目を挙げた。さらに6回裏には、四球や木村の中前安打などで2死満塁の好機をつくると、橋本の打球を左翼手が失策し、2点を追加した。投げては阿部が、ウォリアーズ打線を2回以降無安打に封じ、7回を被安打1で完封。優勝旗をつかみ取った。

最優秀選手賞には、Starsの阿部健太朗投手(35)、敢闘賞には、ウォリアーズの山本丈也投手(28)が選出された。山本投手は、準決勝のナイトローズ戦で先発し、8回を1失点完投で勝利投手。チームを決勝戦に導いた。

阿部投手は、決勝戦での自身の投球をストライク先行の120点だと振り返り、「ハッピーです。ことしは春夏秋全部勝ちたい」と話した。

山本投手は、自身の投球の強みを制球力と低めの直球だとし「キャッチャーを信じて投げた。2試合投げられる体力をつけて、Starsをやり返したい」と意気込んだ。

Stars★の横畑研二監督(58)は、家族や職場が、選手の野球を優先させてくれたことに感謝し、「昨年の秋から連覇できてありがたい。バッティングを特に磨き、夏に向かって努力していく」と意欲的。

ウォリアーズの有本翔一監督(28)は、2年ぶりの準優勝に笑顔。「守備を磨いて、夏はStarsにリベンジしたい」と話した。

Stars★は、第53回大会以来の春夏秋連覇に向けて突き進む。

 

優勝したStars★のメンバー

優勝したStars★のメンバー

《Stars★》代表者・監督=横畑研二▽主将=木村祐也▽選手=伏見英人、野崎浩司、片山信至、角谷旭啓、横畑幸司、岡本瞬、上本奨、阿部健太朗、福田安伸、下脇弘信、濱典浩、井口慧亮、吉松弘雄、前垣貴斗、橋本宗士、前田悦希、岩本貴行、阪井秀樹、小林遼登、鶴島豪、小西貴文、堺淳希、田中宏幸、古田裕也、浦広大、島田康平、盛岡星音

準優勝のウォリアーズのメンバー

準優勝のウォリアーズのメンバー

《ウォリアーズ》代表者・監督=有本翔一▽主将=前龍人▽選手=坂本圭汰、山本丈也、伊森巧真、岩橋雄一朗、松崎大心、近藤慧、小笠大樹、松尾和波、辻直樹、林裕馬、雑賀啓太、伊藤海、糸野泰生、梅本達也、土山和也、久保亮太、岡凌平、吉田拓磨

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