扇祭りの貨幣セット 那智勝浦町で販売

独立行政法人造幣局は、和歌山県那智勝浦町築地のJR紀伊勝浦駅前、那智勝浦町観光案内所で「那智の扇祭り貨幣セット」を販売している。販売期間は12月31日まで。

扇祭りは熊野三山の一つ、熊野那智大社の例大祭で、国の重要無形民俗文化財。例年7月14日に行われ、日本三大火祭りの一つとされる。重さ50㌔以上の大松明の炎が参道いっぱいに乱舞する様が見ものとなっている。

貨幣セットは、「令和5年」銘の1円から500円まで6種類の通常貨幣、丹銅製の年銘板1枚をケースに収納している。年銘板は、ことしの干支(えと)にちなんでウサギと製造年、「癸卯(みずのと・う)」の文字をレリーフで表現し、いぶし仕上げした。直径27㍉、7・5㌘。ブロンズ仕上げとなっている。

販売価格は2400円(税込み)。3000個を販売する(若干数は展示用など)。販売場所は、7月上旬から追加する予定。詳細は造幣局のホームページを参照。

問い合わせは造幣局サポートダイヤル(℡050・3615・6332。午前9時から午後8時まで、年中無休)。

 

令和5年銘の通常貨幣と年銘板の7枚がセット(表面㊧、裏面)

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