コロナ禍の「夏」取り戻せ 元高校球児らCF

コロナ禍で中止された2020年夏の甲子園大会を実現させようと、当時の球児が参加する「あの夏を取り戻せ~全国元高校野球児野球大会2020-2023~」が11月29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。現在、運営資金確保のためのクラウドファンディングが行われている。

甲子園大会に対する不完全燃焼な思いの消化や、次のステップへのきっかけづくりを目的に、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の3年生、大武優斗さんがプロジェクトを立ち上げた。

大会には、各都道府県で開かれた独自大会の優勝校44チーム、約1000人の元高校球児が出場。近畿からは、関西大学北陽(大阪)や、天理(奈良)などのOBチームが参加を表明している。

大会は非営利目的で行われ、収益は、全国の高校野球チームにバットやボールを寄付する形での還元を予定している。

クラウドファンディングの目標額は7000万円。球場使用料や参加者の交通費などに充てられる。各高校や運営を応援できる、1万円の個人向けプランや、5万円の法人、団体向けプランなど、数多くのプランを用意。

クラウドファンディング「うぶごえ」のウェブサイトからの申し込みは12月1日まで。電話からの申し込みは11月24日まで。平日午前9時~午後6時(℡0570・061・279)。

参加する各校のOBら

参加する各校のOBら

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