紀の川市の魅力凝縮 和大生ら中元商品開発

和歌山県紀の川市の魅力をさらに知ってもらおうと、和歌山大学観光学部の学生が、同市、近鉄百貨店和歌山店、市内三つの事業者と協力し、お中元商品「紀の川アソート」を開発。8月2日まで、同百貨店5階のお中元大ギフトセンターで販売している。

同学部の学生が地域課題を考える、「地域連携プログラム(LPP)」が「紀の川市LPP企画」を実施。九重雜賀(同市桃山町元)、観音山フルーツガーデン(同市粉河)、藤桃庵(同市桃山町元)が協力した。LPPは、2回目のお中元の商品開発となる。

開発にあたって学生たちは高級感に関する感覚や、商品の組み合わせなどについて調査した。グーグルフォームを用いて、学生や保護者を対象にアンケートを行い、商品案を作成。近鉄百貨店和歌山店や事業者が助言をして案を調整し、事業者が商品を開発、5月17日から販売を始めた。

内容は、九重雜賀の「いんでくら(梅酒)720㍉」、観音山フルーツガーデンの「のうかちっぷす(柿のチップス)30㌘」、「なちゅるん(飲むジェリー)160㌘」、藤桃庵の「まぜるジャム(イチゴ、ハッサク、バニラミルク)各40㌘」。

販売中の「紀の川アソートセット」(紀の川市提供)

販売中の「紀の川アソートセット」(紀の川市提供)

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