地域経済の活性化へ 和大とアワーズが協定

和歌山大学(和歌山市栄谷)と白浜町のアドベンチャーワールドを運営する㈱アワーズは、幅広い分野における相互の地域交流の活性化を促し、産学が相互に連携協力することで県の経済・産業の活性化、人財育成の推進などを目指す包括連携協定を締結した。

同大と同社は2020年から、アドベンチャーワールド内の動物飼育舎のIoT化を目指して連携。水位・湿度・温度などのデータを計測、提供し、動物たちの健康管理に活用する他、飼育スタッフの業務効率化を実現している。

この日、パーク内のブリーディングセンターで協定書締結式が行われ、ジャイアントパンダの「彩浜(さいひん)」が見守る中、同社の山本雅史代表取締役社長と同大の本山貢学長が協定書にサインし、協定を締結した。

今後はさまざまな分野で事業連携を進めいくといい、まずはVR観光事業による地域経済の活性化を目指し、プロジェクト化の可能性を協議しながら実証実験に取り組んでいくという。

 

協定書を手に山本代表取締役社長㊧と本山学長(和歌山大学提供)

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