公共土木の被害154億円 台風2号豪雨

和歌山県は、梅雨前線と台風2号に伴う豪雨による河川や道路など県内公共土木施設の被害の確定状況を発表。県と市町村の合計で921件・153億7669万円となった。

県管理施設の被害は459件・101億7329万円、市町村で462件・52億340万円。

項目別の内訳は、河川が640件・101億3749万円で最も多く、道路が261件・44億6770万円で続いた。その他は、砂防設備8件・1億100万円、急傾斜地崩壊防止施設1件・7000万円、橋梁6件・4億2850万円、港湾2件・6000万円、公園3件・1億1200万円。

市町村別では、被害額が最も大きかったのは紀の川市の49件・10億9010万円で、件数の最多は有田川町の84件・3億6400万円だった。

本紙エリア5市町では、岩出市を除く4市町で被害を確認した。件数と被害額は次の通り。

和歌山市1件・4000万円▽海南市26件・2億4450万円▽紀美野町35件・7億9100万円

豪雨による氾濫で崩れた河川の護岸(海南市)

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