県産建築資材の利用促進 34社参加のフェア

和歌山県産の建設資材などの利用促進を目指し、魅力を建設業関係者にアピールする第6回「和歌山県けんさんぴん建設資材フェア」が7日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、多くの関係者らでにぎわった。

県産品建設資材の良さを関係者に紹介し、商談や資材についての知識を得る機会にしてもらおうと、県産品建設資材登録事業者連絡会が主催。県内外34事業者が出展し、各ブースに分かれて建築資材を展示した。

和歌山県では、県産品建設資材、県産新工法、県土保全環境技術、県産認定リサイクル製品を「けんさんぴん」として登録。それらが積極的に活用されることで県内景気の浮揚と雇用の確保、公共事業の品質の確保や和歌山県土の保全と復元を図ることを目的に、2007年から登録制度を実施している。現在、登録は257事業者、製品の数は845点となっている。

同連絡会の谷垣和伸会長は、「この取り組みは和歌山県が全国に先駆けて行い、和歌山をモデルとして他県でも注目されている」とし、「建設資材の地産地消。登録業者も年々増えており、紀州材やリサイクル材を使うなど、SDGsを意識した取り組みもあり、『けんさんぴん』の良さを多くの人に知ってもらい、どんどん使っていただきたい」と話していた。

 

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