特別な演出に感動 アートキューブ月1発表会
和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブの開館20周年を記念したイベント「月1発表会」の第4弾が22日、同所で開かれ、ジャンルもさまざまなダンスグループ4組が、華やかで迫力ある踊りを披露した。
7月23日に20周年を迎える同施設が、多くの人に舞台発表の場を提供しようと多目的ホールを無料開放する企画。来年の春まで月に1度、音楽やダンスで公募出演者による発表会を開く。
この日の出演者は、SWCサンディーズ(チアダンス)、小杉愛フラメンコ教室(フラメンコ)、絆葵(よさこい)、フラサークルKapalili(ハワイアンフラ)。
同市加太を拠点に活動するよさこいチーム絆葵は、7歳から61歳のメンバー12人が迫力ある踊りで会場を元気に盛り上げた。
久嶋美優代表は「普段は昼間に道で踊るので、舞台で踊ったのは初めて。緊張したが、ステージに立つと踊りの血が騒いだ。非日常的な貴重な経験だった」と笑顔。
同市のフラサークルKapaliliは、琉球舞踊とハワイアンフラをミックスさせた踊りを披露。最後の曲では閉じられていた壁面が開き、窓から外の光が降り注ぐ中、太陽と海を感じさせるダイナミックな踊りを見せた。
杉岡裕美副代表は「この会場でしかできない、すてきな演出だった」と感動していた。
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