観光PRの車両寄贈 新宮のキナン和歌山市に

建設機械レンタルなどを手掛ける㈱キナン(新宮市浮島、角口賀敏会長)は2日、和歌山市にバンタイプの自動車1台を寄贈し、市役所で車両の受け入れ式が行われた。

同社は自転車ロードレースチームのスポンサーとなり、県南部と三重県にまたがる熊野地域を舞台とする国際ロードレース「ツール・ド・熊野」を主催するなど、自転車振興による地域活性化に尽力してきた。

自転車振興などに活用する自動車を県南部の自治体を中心に寄贈する活動をする中、和歌山市にも寄贈が決まった。

この日は角口会長が市役所市長室を訪れ、尾花正啓市長にレプリカキーを手渡し、尾花市長は角口会長に感謝状を贈った。その後、市役所南側の城前広場に移動し、寄贈された日産キャラバンが披露された。

角口会長は「地域の応援で会社を育てていただいた恩返しをしたい。自転車のみならず、さまざまな活動に利用していただきたい」、尾花市長は「角口会長の意思をしっかり受け止めて活用していきたい」と話した。

寄贈された車両は主に、市の観光PR活動や、イベント時の資材搬入などに活用する予定。

 

寄贈した自動車の前で角口会長㊧と尾花市長

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