89歳ミスターも堂々 岩橋さんランウェイ

ミセス・オブ・ザイヤー和歌山大会が開かれた11日、和歌山では初めて男性の「ミスター・オブ・ザ・イヤー」関西大会も同時開催された。

中でも大きな注目を浴びたのは、レジェンド部門(61歳以上)に出場した和歌山市の岩橋延直さん(89)。同部門で見事グランプリに輝いた。

9月に90歳を迎える岩橋さんは、笑顔で手を振りながらさっそうとランウェイを闊歩(かっぽ)。舞台上では「25歳で歯科医院を開業しました。今も現役で仕事をしながら、ボランティアも大好き」と、児童合唱団を育成し公民館長を務めていることなどをPR。「私の人生で、素晴らしい多くの友人を得たことは最大の宝。長寿で、これほど大きなステージに立ててうれしい」とスピーチした。

また得意のマジックを披露し、紙テープや紙吹雪、ハトを出すイリュージョンに会場は大盛り上がりだった。

岩橋さんは「出場は夢にも思わなかったこと。誰もが年齢を重ねても、楽しめる人生であってほしい。ミス、ミセス、ミスターを問わず、自分を磨いていく機会は大事ですね」と笑顔だった。

この他、ダンディ部門(30~42歳)グランプリに南敏英さん、グラシアス部門(43~60歳)グランプリに西風正史さん、特別賞に瀧川壽彦さんが選ばれ、日本大会への出場が決まった。

笑顔でランウェイに登場した岩橋さん

笑顔でランウェイに登場した岩橋さん

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