小学生42年連続の減少 23年度の学校基本調査

2023年度の和歌山県内の小学校児童数(5月1日現在)は42年連続減少の4万2164人(前年度比891人減)、高校(全日制・定時制)生徒数は13年連続減少の2万2311人(同356人減)となったことが、県調査統計課が公表した学校基本調査の速報で分かった。

速報では学校数や在学者数などの主要項目を発表。12月ごろに文部科学省が公表する全項目の数値が確定値となる。

在籍者数は、幼稚園3695人(前年度比303人減)、幼保連携型認定こども園7715人(同98人減)、中学校2万3002人(同434人減)、義務教育学校749人(同11人減)、特別支援学校1645人(同29人増)で、特別支援学校を除いて減少となった。

学校(園)数は、幼稚園63園(前年度比2園減)、小学校240校(同6校減)、中学校126校(同1校減)、特別支援学校11校(同1校減)。幼保連携型認定こども園は51園、義務教育学校は1校、高校は47校で前年度と変わっていない。

本務教員数は、幼稚園424人(前年度比4人減)、幼保連携型認定こども園1267人(同9人増)、小学校3971人(同12人増)、中学校2299人(同2人減)、義務教育学校48人(同4人減)、高校2016人(同15人減)、特別支援学校1017人(同16人増)。

教員1人当たりの園児・児童・生徒数は、幼稚園が8・7人(全国9・9人)、幼保連携型認定こども園6・1人(同5・9人)、小学校10・6人(同14・3人)、中学校10・0人(同12・8人)、義務教育学校15・6人(同10・2人)、高校11・1人(同13・1人)、特別支援学校1・6人で、おおむね県の方が教員の配置が手厚い状態は変わっていない。

 

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