教室に元気な声響く 和市小学校で始業式

和歌山市で3学期制をとっている全ての公立小中学校・義務教育学校で25日、2学期の始業式が行われ、夏休みを終えた子どもたちの元気な声が教室に戻ってきた。

西浜の雑賀崎小学校では、全校児童33人が体育館に集合。谷口佳都司校長は「皆さんの元気な顔を見ることができてうれしい」と伝え、「運動会や修学旅行など当日だけでなく、準備段階から予習や練習を楽しみながら頑張ることで当日がさらに楽しくなる。また、学習のときはしっかり考えることを心がけてほしい」と呼びかけた。

その後、児童らは各教室に移動。2、3年生のクラスでは担任の北野美和教諭が、出席確認のため1人ずつ名前を呼び、名前を呼ばれた児童は「はい、元気です」と笑顔で答えた。

夏休みの思い出を聞かれた児童らは「宿題は昨日の夜までかかった」「かき氷を食べた」「鹿児島で花火大会に行った」などと話した。

また、同校区内の地域の畑で収穫されたスイカの重さ当てクイズが行われた。

児童は持ち上げるのにやっとのスイカを「40㌔、80㌔」と予想。13㌔という結果に「そんなに軽いの」と驚きつつも、カットされたスイカが運ばれてくると歓声を上げ、冷たく甘いスイカにかぶりついた。

2年生の太田垣姫乃さん(8)は「プールや海に行ってきた。肌が焼け過ぎて痛かった。来年はプールで逆立ちしたい。2学期は運動会を頑張りたい」と話した。北野教諭は「2学期はたくさんの行事があります。チームワークで頑張りましょう」と呼びかけた。

 

夏休みに育ったスイカを持ち上げる児童

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