A級は野崎福島ライズV 和田杯少年野球大会

元和歌山市議会議員の故・和田秀教さんと、島本康英さんが立ち上げた和田杯少年野球大会の第40回大会が8月26日、同市宇治の北島球場などで開かれ、A級決勝では、野崎福島Riseが広瀬伏虎スピリッツを8―2で破って頂点に立った。C級は、太田宮北少年野球クラブが優勝、野崎福島が準優勝に輝いた。

 

A級を制した野崎福島Riseの皆さんら(同チーム提供)

 

◇A級決勝

野崎福島 0 0 2 1 2 3 8
広瀬伏虎 0 0 0 0 2 0 2

 

◇C級決勝

野崎福島 0 0 2 0 0 2
太田宮北 2 0 0 1 × 3

 

同大会は、河北中学校に進学する小学生の交流を目的に毎年行われ、ことしで40年目を迎えた。野崎西湊若葉クラブ、野崎福島Rise、広瀬伏虎スピリッツ、太田宮北少年野球クラブの4チームが出場。大会は、A級90分、C級70分のトーナメント形式で行われ、各チームが優勝を目指してしのぎを削った。

開会式には、尾花正啓市長、森礼子県議、門博文元衆議院議員らが出席。大会実行委員会を務める島本さんが「元気よく頑張って」と開会を宣言し、今大会から大会会長に就任した辻本太一市議が、40年間の重みと今後への期待を胸に、「きょうという日が、感動と笑顔で満ちあふれる素晴らしい日になるように願っている」などとあいさつした。

選手を代表して、広瀬伏虎スピリッツの秋山冴翼(さすけ)主将は、「和田杯40周年記念大会という節目の大会でプレーできることを誇りに思い、一つ一つの試合を、全力かつ、楽しく、思いやりを持ってプレーすることを誓う」と宣誓した。

A級の決勝では野崎福島が、田村、山崎の適時打などで、3回以降に毎回得点。広瀬伏虎は、5回に1死満塁から4番・下田が2点適時二塁打を放つも、追加点を挙げられず、野崎福島が計8得点の猛攻で圧倒し、優勝を決めた。

辻本大会会長は選手らの激闘を振り返り、「楽しんでくれたと思う。その気持ちを胸にこれからも頑張ってほしい。今後も野球を通して、子どものつながりをつくっていきたい」と話した。

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