余った食品提供を 海南市がフードドライブ

食品ロス削減と子どもたちへの支援を実現するため、海南市はコンビニ大手の㈱ファミリーマートと連携し、家庭で使い切れなくなった食品を持ち寄ってもらう「ファミマフードドライブ」を市内2店舗で始めた。

ファミマフードドライブは、ファミリーマートが47都道府県2400店舗で行っている取り組みで、市内ではファミリーマート海南日方店と海南重根店に回収ボックスを設置している。

行政が実施するのは同市が県内初。物価高が子育て世帯の家計に重くのしかかる中、食品ロスの削減と子育て支援の両立を図ろうと実施。

家庭で使い切れない食品をファミリーマート店内のフードボックスに持参する。集まった食品は、子育て推進課を通じて、支援が必要なひとり親世帯や子ども食堂などに届けられる。

受け取り可能な食品は、未開封で破損していないもの、賞味期限まで2カ月以上あるもの、常温保存のもの、缶詰や乾物、乾麺、インスタントやレトルト食品、コーヒーなど。

受け付け可否が不明な食品については同市環境課(℡073・483・8457)へ問い合わせを。

 

ファミリーマート店内に設置されたフードバンク

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