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アンガーマネジメント　益子直美さん講師に

和歌山県、公益社団法人県体育協会、県人権啓発活動ネットワーク協議会、公益財団法人県人権啓発センター共催のアンガーマネジメントセミナーが１０月３１日午後２時から４時まで、和歌山市小松原通の県民文化会館小ホールで開かれる。講師は元バレーボール日本代表選手の益子直美さん。「監督が怒ってはいけない大会を開催した理由～指導者へのメッセージ～」をテーマに語る。

２０２０年に労働施策総合推進法、いわゆるパワハラ防止法が施行され、企業のパワハラ防止対策が義務化された一方、学校やスポーツクラブなどにおいてもパワハラ指導が問題化されるなど社会全体で指導者によるパワーハラスメントが深刻な問題となっている。今回は、怒りのコントロールを身に付ける「アンガーマネジメント」の必要性について学び、企業や教育機関、スポーツクラブなどの幹部や指導者の意識改革を図るためにセミナーを開催。

講師の益子さんは元バレーボール日本代表選手で、現在は一般社団法人監督が怒ってはいけない大会代表理事。先頃、日本スポーツ少年団本部長に就任した。当日は、自身が厳しい指導に苦しみ、バレー嫌いになった経緯を踏まえて個々の主体性を大事にする指導の必要性について講演する。

入場は無料。定員は申し込み先着順に３００人。申し込みなどは、公益財団法人和歌山県人権啓発センター「アンガーマネジメントセミナー」係（〒６４０―８３１９、和歌山市手平２の１の２、和歌山ビッグ愛２Ｆ、℡０７３・４３５・５４２０、ＦＡＸ０７３・４３５・５４２１、メールanger@w-jinken.jp）。