「はたらく車」すごい 砂の丸でイベント

道路作業などに使われる車が一堂に集まるイベント「和歌山で!!はたらくくるま大集合!!」が7日、和歌山市の和歌山城砂の丸広場で始まった。8日も行われる予定。

和歌山ではたらくくるま実行委員会が主催し、7回目。約50台のさまざまな車両に乗ったり、作業者のデモンストレーションを見たりできる体験型イベント。子どもたちに働く車を通じて、地域に興味を持ってもらえればと企画された。

7日は主に高速道路で活躍するNEXCOの湿塩散布・除雪の兼用車やトンネル点検車、ショベルカー、伸縮式トレーラーなどが並び、乗車体験や展示が行われた。

荷台が最長20㍍まで伸び、新幹線の一部や鉄などを運ぶ伸縮式トレーラーの運転席に座ることができる体験では、運転席からの目線の高さ約2・5㍍に「高い」と怖がり、すぐに降車する子もいた。

最大12㍍の高さまで上がるトンネル点検車では、子どもらが台に乗り約3㍍まで上昇。日常で目にする機会が少ない車両にふれ楽しんだ。同市の堀田凌正ちゃん(2)は工事車両が大好きだと言い、「ずっとショベルカーに乗りたかった。次はクレーン車に乗りに行く」とにっこり。

他にも、子ども免許証の発行や消防士などの制服試着体験があり、スーパーボールすくいや輪投げなどの縁日コーナー、キッチンカーも登場。8日はNEXCO車両に代わり、自衛隊災害救援車両などが並ぶ予定。午前10時~午後4時。荒天時は中止。詳細は同実行委の公式フェイスブックに掲載している。

トンネル点検車は3㍍まで上昇

トンネル点検車は3㍍まで上昇

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