犯罪に遭わぬよう 中学生ら地域安全啓発
11~20日の全国地域安全運動実施期間に伴い、和歌山北署は14日、和歌山中野のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店で「地域安全キャンペーン」啓発活動を実施した。
同市地域安全推進員会北支部や地域密着型アイドル「Fun×Fam」、地元中学生らが参加。特殊詐欺防止のメモパッドや防犯ブザーなどを買い物客に配り、特殊詐欺や万引など犯罪のない安全で安心なまちづくりを呼びかけた。
同署生活安全刑事課生活安全係の古久保洋平警部補は、最近、県内で自転車の窃盗が増加しているといい、「施錠しない人が多い。鍵のかけていない自転車は8割盗まれている。ちょっと離れるだけでも施錠してほしい」と話した。
啓発活動に参加した河西中学校の佐々木優奈さん(14)は最近、駐輪場に止めていた自転車のサドルを盗まれたといい、「ネジのタイプのサドルにし、さらにサドルにも鍵をかけた。みんなにも気を付けるよう呼びかけたい」と話し、久田結加さん(13)は「部活で自転車に乗ることもある。コンビニに寄るだけでも鍵をかけようと思う」と話した。
店内では、パトカーや災害パネルの展示、子ども用の警察官の制服の着用と撮影が行われた他、Fun×Famの野外ミニライブもあった。
また、ことし2月に特殊詐欺被害防止広報大使に就任したロックバンド「キュウソネコカミ」のマスコットキャラクター「ネズミくん」と県警マスコットキャラクター「きしゅう君」、オークワのマスコットキャラクター「クワノミちゃん」も登場。詐欺撲滅や闇バイト禁止をアピールした。
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