和歌山に夜間中学を 19日にフォーラム

和歌山の夜間中学校をつくり育てる会(山口裕市会長)は19日、和歌山市住吉町の和歌山信愛大学1号館2階中講義室Ⅰで「和歌山の夜間中学の未来を語り合うフォーラム~学ぶことは生きのびること~」を開く。夜間中学の役割や意義について知ってもらい理解を深めようと、現在参加者を募集している。

夜間中学とは公立中学校の夜間学級のことで、何らかの事情で学齢期に義務教育を十分に受けられなかった人を対象に開かれ、最近では不登校などで学校に通うことができなかった人たちの「学び直しの場」としての役割が期待されている。2016年の教育に関わる法の制定に伴い、全国で夜間中学の設置が進められているが、和歌山にはまだ無い。

同会事務局長で摂南大学講師の江口怜さんによる基調報告「全国・和歌山の夜間中学の歴史と現在」や、和歌山大学教授の長友文子さん、岩橋夜間中学校代表の吉本拓司さん、岡山自主夜間中学校代表の城之内庸仁さん、江口さんによるパネルディスカッション、リレートーク、全体討議などがある。

参加無料。定員100人。こちらかファクス(FAX073・488・6260)で事前申し込みが必要だが、当日参加も可能。

午後1時半~4時半。問い合わせは同事務局へメール(satoshi.eguchi@setsunan.ac.jp)。

 

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