玄関口を花いっぱいに 和市9RCら植え替え

和歌山市内の9ロータリークラブ(RC)とNPO法人花いっぱい推進協議会は5日、和歌山市のJR和歌山駅前花壇で、花の植え替えを実施。シクラメンとハボタンを中心に6種類約1000株で彩り、駅前は冬の装いとなった。

同所は同協議会が毎月1度手入れをしており、植え替えは毎年6月と11月に実施。11月は市内RCと同協議会が合同で行い、ことしで21年目になる。

この日は合わせて約40人が参加。春先まで楽しめるキンギョソウやパンジー、サクラソウ、ビオラを植えた。

尾花正啓市長も駆け付け、両団体の継続した活動に感謝。「この場所は和歌山最大の駅で、和歌山の顔とも言える。これからも多くの人に花を楽しんでいただきたい」とあいさつした。尾花市長も植え替え作業に加わり、参加者は花が輪をつくるような配置のデザインで約1時間かけて丁寧に植えた。

幹事クラブの和歌山城南RCの東徹会長(57)は「和歌山の玄関口を花でいっぱいにして、市民だけでなく、多くの観光客の皆さんの心を和ませたり、癒やしたりできれば」と笑顔。同協議会の森川勝理事長(84)は「援助を頂き、ありがたい。この場所での花の植え替えや手入れは、とてもやりがいがあり、私たち一番の誇りです」と話していた。

丁寧に花を植える会員たち

丁寧に花を植える会員たち

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