イスラエル・ガザ人道危機救援金 県が受付

パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルとイスラム組織ハマスの武力衝突による人道危機を受け和歌山県は9日、「イスラエル・ガザ人道危機救援金」の受け付けを開始した。来年1月26日まで。集まった救援金は日本赤十字社に送金し、現地の救援・復興支援活動に使われる。

県庁のサービスステーション、秘書課、国際課、各振興局の総務県民課に設置の募金箱の他、振り込みでは紀陽銀行県庁支店「普通417726」、口座名義「イスラエル・ガザ人道危機救援金」で受け付ける。15日からは同行本店・支店窓口、ATMからの振込の場合、手数料が無料となる。今後、JAバンクやきのくに信用金庫の口座も追加する予定。

岸本周平知事は9日の定例記者会見で、個人の政治家として「人道的な観点からは即時停戦を強く求めたい」と語った一方、地方公共団体として政治的なアピールをする立場ではないとして、「ガザやイスラエルで困っておられる方々への、われわれの友人としての思いを、救援金で表現したい」と話した。

救援金についての問い合わせは国際課(℡073・441・2065)。

救援金について話す岸本知事

救援金について話す岸本知事

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