青果の販売再開 紀の川市のBIRDCALL FIELD
19日に1周年を迎える和歌山県紀の川市古和田の、青果とタルトのお店「BIRDCALL FIELD(バードコールフィールド)」では、一時ストップしていた青果の販売(八百屋)を再開しました。現在は土日のみの販売ですが、今後は平日も販売する予定です。
代表の松原好佑さん(34)は、地元で柿やミカン、タマネギなどを育てる「まつばら農園」の6代目。「農家が作るおいしいものや思いを消費者に直接伝えたい」と、トレーラーハウスには、紀の川市をはじめ、海南市やかつらぎ町などの地元産野菜や果物が並び、お薦めの食べ方や調理方法などを教えてくれます。
松原さんの農園で採れる柿には、樹上脱渋した断面が黒い「紀の川柿」や、上品な甘さで収穫期間や量の少なさから市場に並ぶのも珍しく、幻の柿といわれる「太秋柿」、「平核無柿(ひらたねなしがき)」などがあります。
赤い断面が特徴のキウイ「紅紀」は、酸味が少なくメロンよりも甘いといいます。リンゴのような酸味が味わえる「アップルキウイ」や、「イエロージョイ」もあります。他にも、生で食べることができる、栗や橋本市産のラ・フランスなどがずらり。
野菜も豊富で、フルーツカブの「もものすけ」、「紅芯大根」といった根菜、海南市の中西農園のトマトなど、農家直送の野菜を買い求めることができます。
松原さんは「農家さんが作るおいしい作物の魅力や食べ方などをお客さんに伝えるのが僕の役割。同店を通してお客さんの生活が彩り豊かになれば」と話しています。旬のフルーツタルトやカフェもあり、緑あふれる空間でゆったりと過ごすことができます。
【BIRDCALL FIELD】紀の川市古和田499の1▽℡0736・79・3755▽午前11時~午後5時▽定休日=月・火曜

松原代表との会話も楽しい
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