安全守る「青パト」寄贈 和市建設業協が市に

和歌山市建設業協会(東宗弘会長、会員110社)は20日、市に青色回転灯付き防犯パトロール車(青パト)1台を贈呈した。

同協会の地域貢献活動の一環。2008年にも青パトを寄贈しており、長年の使用で更新時期を迎えており、今回寄贈の新車と交代することになった。

市は、消防・警察のOB2人を専従の職員とし、青パトでのパトロール活動を継続。市内を8区域に分け、公共施設の巡回や下校時間の子どもの見守りなどに当たり、毎日の走行距離は50~60㌔程度に達する。

新車は青色回転灯がLEDとなり、旧車両よりも視認性が高くなっている。

寄贈の受け入れ式は市役所市長室で行われ、同協会の東会長、小池康之副会長らが出席。東会長から尾花正啓市長に車のレプリカキー、尾花市長から東会長に感謝状が贈られた。その後、市役所南側の城前広場で青パトが披露された。

尾花市長は「青パトは犯罪の防止につながり、子どもが事件、事故に巻き込まれることを予防する効果が高く、非常に役立っている。地域の安全を守るために最大限に活用したい」と感謝。東会長は「安心安全のまちづくりに少しでも役立ち、1件でも事故を減らすことができればいいと思っている」と話していた。

新しい青パトは、お披露目の後、最初の市内パトロールに出発した。

寄贈した青色パトカーの前で東会長㊧と尾花市長

寄贈した青色パトカーの前で東会長㊧と尾花市長

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