ジャズマラソンに参加 台北訪問団市役所へ
「第21回和歌山ジャズマラソン」に参加した台湾・台北市の訪日団が18日、和歌山市役所に尾花正啓市長を表敬訪問し、和やかな歓談のひとときを持った。
和歌山市と台北市は2017年5月、交流促進に関する覚書を締結し、文化、芸術、観光など多分野で交流を推進。今回の訪日団は、17日に和歌山城周辺や和歌山マリーナシティで開かれたジャズマラソンに出場するため、台北市政府体育局市政顧問の張少寧(シャーリー・チャン)氏をはじめ10人が来和した。
市長室には張氏ら一行と、日台友好和歌山市議会議員連盟幹事長の井上直樹市議が訪問。歓迎した尾花市長は「小雪の舞う厳しい寒さの中だったが、走っていただき、ありがたい。今後も和歌山市と台湾の交流を深めていきたい」と話した。
張氏は「和歌山市は第二のふるさとだと思っている。皆さんも台湾を自分の家だと思って来てほしい」と語った。
一行からは、ハーフマラソンで2時間を切る好タイムを記録した報告などがあって盛り上がった他、ジャズマラソンの2㌔ファミリーコースについて、家族で走る姿に「見ていて心が温まり、ほほ笑ましかった」などの感想も寄せられた。
笑い声と笑顔が絶えない訪問となり、一行と尾花市長はプレゼントを贈り合い、別れを惜しんだ。
一行は15日に来日し、和歌山城や紀州東照宮、和歌山マリーナシティのイルミネーションイベントなど和歌山市の名所を訪れ、和歌山ラーメンなどのグルメも楽しみ、18日に帰国の途に着いた。
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