結成20年&クリスマス スクエアダンス協

結成から来年で20年を迎える和歌山スクエアダンス協会(田伏充弘会長)のダンスクラブ「きのくにスクエアーズ」は20日、アニバーサリーとクリスマスを兼ねたダンスパーティーを、和歌山市三沢町の中央コミュニティセンターで開いた。

スクエアダンスは、カントリー&ウエスタンのメロディーに乗って、8人が手を取り合って踊るアメリカ発祥のダンス。

県フォークダンス連盟の会長、日本フォークダンス連盟公認指導者を務めている田伏会長(82)は、19年前に和歌山でスクエアダンスを普及させようと協会を発足。60~80代の25人のメンバーが月2回の練習と、毎年12月のダンスパーティーで結束力を強めてきた。

この日は華やかな装いで20人が参加。男性は切り返しの付いたウエスタンシャツ、女性はふわりと揺れるパラシュートスカートで、クリスマスソングを中心に踊った。

スクエアダンスの特徴はコーラーという指示者がいること。最初は8人一組で四角の隊形からスタートし、指示者が即興的にダンサーにコールし、次々に隊形を変え踊っていく。難しいステップはないが、1人でも間違えると崩れてしまうため、緊張感もあり頭も使う。

ピンク色のドレスで参加した72歳の女性は「普段は着ない服を着られるのも楽しい」とにっこり。結成当初から参加している下芝慶子さん(89)は「最初は難しかったけど慣れたら自然に体が動くようになった。ダンスのおかげで健康そのもの」と元気いっぱいに踊っていた。

田伏会長は「協力して一つの踊りをつくり上げるのがスクエアダンスの魅力。楽しみながら脳と体を鍛えられるので体験してみてほしい」と呼びかけている。

問い合わせは田伏会長(℡090・5669・3289)。

華やかな衣装で踊るメンバー

華やかな衣装で踊るメンバー

 

全員で記念撮影

全員で記念撮影

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧