新春へ門松飾り付け 有吉記念館で正月展示も

和歌山市の伝法南ノ丁の有吉佐和子記念館(恩田雅和館長)は28日、入り口に高さ約1㍍の門松を飾り付けた。同館では有吉家で正月に使われていたおとその器や来年の干支(えと)の辰(たつ)にちなみ、ふたに竜の頭があしらわれた青磁の香炉などの展示も始まった。

門松は同館の指定管理者で「まちづくり紀ノ川」の河合正規さんが設置。「昨年6月に開館し、毎月2000人ほどが訪れる。有吉佐和子は小説家のイメージが強いが、舞台、演劇、戯曲に力を入れていた部分など、あまり知られていない姿を来年は発信していきたい」と話した。

休館日は30日~1月3日と水曜日。

 

記念館の入り口に門松を設置する河合さん

 

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