失敗恐れず変化に挑戦 官公庁で仕事始め式
和歌山県内の官公庁や多くの事業所は4日に仕事始めを迎え、2024年の業務をスタートさせた。和歌山市は、幹部職員が集まる仕事始め式を和歌山城ホール小ホールで行い、課長級以上の約170人を前に尾花正啓市長が訓示した。
尾花市長はまず、能登半島地震の発生に伴い、休みを返上して緊急消防援助隊や給水支援に参加している職員、関連業務に当たった職員らをねぎらった。
ことしは「コロナ禍の長いトンネルから出口の光に向かって走り出る年だ」と述べ、市民生活や社会経済は厳しい状況が続いている一方、インバウンドの増加、産業の国内回帰、GX・DX産業立地のチャンスなどが訪れているとし、「目指してほしいのは変化への挑戦。失敗を恐れないでほしい」と呼びかけた。
県は仕事始め式を4日に行わず、5日に幹部職員を対象に岸本周平知事が訓示する。
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