かつみ・さゆりが紹介 県警察学校のPR動画

和歌山県警本部は、優秀な人材を確保する施策の一環として10日、県警察学校(和歌山市木ノ本)を紹介する動画を撮影。漫才コンビかつみ・さゆり、県住みます芸人のわんだーらんどが出演し、教官や学生と共に授業を体験した。

同校の紹介動画にタレントが出演するのは今回が初めて。警務課採用係が採用申込の始まる3月に向けて、堅い、厳しい、しんどいといったイメージを払しょくし、減少する申込者数に歯止めをかけたいと企画した。

かつみ・さゆりとわんだーらんどが制服を着用し、逮捕術などを体験。33人の学生が整列し、通常点検するところを見て「かっこいい!」と歓声を上げ、「好きな芸人は?」などと質問。楽しいやり取りを繰り広げ、教官、学生との質疑応答などの様子を撮影した。

同課が動画を作るようになったのは新型コロナでオープンキャンパスができなくなったのがきっかけで、採用の広報をするために昨年3月から開始。これまで採用動画やプロモーションなどユー・チューブ動画7本、インスタグラムでの動画9本を制作している。

県警本部警務部警務課の楠本真次席は「芸人さんが体験することで分かりやすく、親しみやすく学校の様子を伝えてもらっています。厳しいだけじゃない警察学校の姿を見てください」と話している。

動画はユー・チューブの県警公式チャンネル、インスタグラムの公式県警察採用係で2月末から配信する予定。

 

警察学校の様子を楽しく伝える「かつみ・さゆり」と「わんだーらんど」

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