災害派遣精神医療チーム 石川県にDPAT派遣

能登半島地震の被災者を精神面で支援するため、和歌山県は石川県からの要請に基づき、精神科医などが被災した人の心のケアに当たる災害派遣精神医療チーム(DPAT)を派遣する。

DPATは、災害時などに精神保健医療のニーズに対応するため、専門的な訓練や研修を受けた精神科医師、看護師、業務調達員(精神保健福祉士、作業療法士、公認心理士など)で構成されるチーム。

県内でDPATが設立されて以降、被災地で活動するのは今回が初めてという。

派遣されるのは、県こころの医療センター(有田川町)の4人で、活動期間は1月18日から22日までを予定。石川県七尾市の公立能登総合病院内にある能登医療圏DPAT活動拠点本部に参集後、県内の病院や避難所で活動する。

精神科病院の診療機能が維持できるようサポートし、長期化が見込まれる避難所で過ごす人たちのストレスや不安の緩和などに取り組む。

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