防火防災の決意新たに 那賀消防が出初式

那賀消防組合は13日、和歌山県紀の川市花野の市民体育館で出初式を行った。組合や防火クラブなどの計204人が、決意を新たに士気や防火防災の意識を高めた。

同組合員67人、20事業所の防火管理協議会から86人、紀の川市女性防火クラブ連絡協議会18人、岩出市婦人防火クラブ33人が参加。参加各隊の報告や国歌斉唱、黙とうなどが行われた。能登半島地震の影響で、一斉放水、中学生の吹奏楽演奏、幼年消防クラブの防火演技は中止された。

同組合消防本部の永長肇(ながおさはじむ)消防長は、住宅用火災警報器の設置増進や各種訓練を通した体制強化を図るとし、「『頑張る消防、役立つ消防』をモットーに、職員一丸となり消防責任を果たす」と誓った。

同組合の管理者を務める岩出市の中芝正幸市長は、「引き続き防火防災の普及啓発を行う」とあいさつ。副管理者の紀の川市の岸本健市長は、「市民の安心と安全を確保すべく、さらに精進する」と決意した。

士気を高める組合員ら

士気を高める組合員ら

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧