ロカリスト×わんだーらんど 22日に商品販売会

和歌山県内の耕作放棄地対策に取り組む、地域商社の㈱ロカリスト(和歌山市中之島、稲田貴一代表取締役)と吉本興業㈱の県住みます芸人・わんだーらんどがコラボレーションした商品「わんだーラスク」、「わんだーしぐれ煮」の販売会が22日の正午から午後3時まで、同市中之島の紀陽研修センタービル1階で開かれる。

ロカリストは、㈱紀陽銀行などが県の魅力を発信することを目的に出資し設立された地域商社で、地域の課題解決や就労支援施設のサポートに取り組み、同行と「地方創生に関する包括連携協定」を締結している。

コラボする美浜町出身のまことフィッシングさんと紀美野町出身のたにさかさんとのコンビのわんだーらんどは、2019年11月から日高川町で若い農業部隊・地域おこし協力隊とタッグを組み、耕作放棄地でかんきつ畑の維持・管理をし、販売まで行っている。

これまでに、わんだーらんどが管理した果樹を販売したが、規格で販売できない果樹や未利用の皮、獣害対策で捕獲されたイノシシやシカなど解決すべき課題があり、それらはロカリストがコラボする障害者就労支援施設で加工品の原料として利用できることから、今回、コラボレーション商品を作り、販売会を実施することとなった。

コラボ商品第1弾の「わんだーラスク」は、甘夏を練り込んだバケットにチョコレートをコーティング、表面に甘夏のピールをぜいたくに使用したラスク。ミルクチョコとホワイトチョコがあり、2枚入り270円。

第2弾の「わんだーしぐれ煮」は、甘夏の果皮・果汁と県内で捕獲されたイノシシ・シカのジビエ、和歌山市産の新ショウガを合わせたしぐれ煮。鹿肉・猪肉食べ比べセット(各100㌘)で1980円。

販売会では、「紀州梅香る鯛めしの素」(定価1980円を1800円)」をはじめ、「大蒜生姜味噌(同877円を650円)」、「有機の白干梅干し(同1300を1100円)」などのロカリスト商品がお得に購入できる。商品がなくなり次第、販売終了。

問い合わせはロカリスト(℡073・426・7001)。

 

「わんだーラスク」(紀陽銀行提供)

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