確定申告は自宅で e-TaxのPRバス運行へ
税務署に行かなくても申告できる「e―Tax」やキャッシュレス納付を広く知ってもらおうと、PRマグネットシートを掲示したバス6台が、2月1日から4月1日まで和歌山県の海南市と紀美野町を結ぶ路線を走る。
海南税務署(源田信行署長)が確定申告の時期に合わせて行う活動で、大十バス㈱(畠山博充代表取締役)、海南納税協会(角谷太基会長)、同協会海優会(石田侃会長)、海南納税貯蓄組合連合会(山名正一会長)が協力。
同税務署はこれまで、11月の「税を考える週間」に合わせ、同様のPRを実施。確定申告に合わせた活動は今回が初めてとなる。
マグネットシートは縦42㌢、横70㌢の大きさで、バス側面の乗降口付近に貼られ、「確定申告は、自宅で完結!納税は、キャッシュレス!」などと記されている。
2023年分の確定申告は2月16日~3月15日。スマートフォンから、ふるさと納税に係る寄付金控除や医療費控除など、マイナンバーカードを利用した申告ができる他、申告書の作成、送信などもできる。
また、国税や地方税は、クレジットカードやスマホ決済アプリなどを利用してダイレクト納税ができる。
23日に紀美野町下佐々の大十バスで出発式が行われ、関係者らが出席。源田署長は「あらゆる税が税務署に行かなくてもe―Taxやスマホから納付できます。ペイ支払いもできるので、ぜひ利用してください」と呼びかけている。
同期間、申告や納付期限、確定申告相談会場などを知らせる広告もバス内に掲示される。
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