金融経済クイズ県優勝 智弁高のチーム

高校生が経済と金融の知識を競う「第18回全国高校生金融経済クイズ選手権(エコノミクス甲子園)」和歌山大会で、智弁和歌山高校1年の昇(のぼる)幸汰さん(16)と田中裕太さん(16)の「のぼ×たな」チームが優勝し、2月に東京で行われる全国大会への出場権を獲得した。これまで県勢の最高順位は6位で、2人は「力を全て発揮して決勝まで進みたい」と意気込む。

エコノミクス甲子園は、社会に出てからではなく、早い段階での金融教育が必要だとし、金融経済の知識を楽しく学んでもらおうと、2006年度から認定NPO法人金融知力普及協会が実施している。

地方大会の和歌山大会は紀陽銀行が主催(第12回大会から)。昨年12月17日にオンラインでクイズ形式で開かれ、同校を含め県内4校、9チームが参加した。

中学1年生から「クイズ研究部」に所属する2人は、担任教諭の勧めで同大会を知り、出場を決意。部では、田中さんが部長、昇さんが副部長を務める仲良しコンビ。昇さんは地理や鉄道、田中さんは世界史や科学、化学が得意分野だといい、科学や地理をはじめサブカルチャーなど、さまざまなクイズに日々取り組んでいる。

和歌山大会に向け、普段以上に時事経済を意識。通学時間なども利用し、大会資料や新聞などを読み込み挑んだ。

和歌山大会では、金利や投資、経済用語などの全50問が出題された。タブレットを使用して4択で回答。正解や不正解、無回答などでポイントが加点・減点される。

「のぼ×たな」チームは150点満点中111点を獲得、優勝に輝いた。同校が優勝するのは4回目(同銀行主催以降)。

23日に和歌山市冬野の同校で和歌山大会の表彰式が行われ、同銀行の丸岡範夫取締役常務執行役員が2人に賞状と航空券型パネルを贈呈した。

田中さんは「金融政策など難しい問題もあり、優勝の手応えはなかった。ほっとしている。全国でも優勝目指す」、昇さんは「回答できない問題もあったけど優勝できてうれしい。県を背負う以上、全力で頑張りたい」と話した。

丸岡取締役常務執行役員は「全国1位を目指して頑張ってきてほしい」と2人にエールを送った。

全国大会は2月24、5日の2日間にわたり東京で行われ、全国から勝ち上がった44チームが競う。優勝チームには、ニューヨーク研修旅行が贈られる予定。

 

全国優勝目指し意気込む昇さん㊧と田中さん㊨、丸岡取締役常務執行役員

 

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧