Stars★連覇 W-1第19回新島杯争奪新春T

W―1連盟(山﨑広明役員代表)の「第19回新島杯争奪新春トーナメント大会」は21日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝では、投打のかみ合ったStars★がポンデライオンズを7―0と5回コールドで下し、2年連続6回目の優勝。8チームの頂点に立った。

◇決勝

ポンデライオンズ
Stars★ 2x

(5回コールド)

◇準決勝

ポンデライオンズ
CTYホークス

 

Stars★
GALAXY

 

決勝は、ポンデライオンズ・芦原とスターズ・岡本が先発。両先発は2回まで、得点圏に走者を背負うも要所を締めて無失点で切り抜けた。

試合が動いたのは3回裏、スターズは敵失などで1点を先制する。その後2死三塁となって、岡本が二遊間をゴロで破り追加点。さらに満塁として、阿部が走者一掃の左越適時二塁打を放って3点を追加。スターズはこの回、一挙5点を奪った。

対するポンデライオンズは4回表、四球や岡﨑の左越二塁打などで1死二、三塁の好機をつくるも無得点に終わった。

スターズは5回裏、島本と岡本の連打で無死一、三塁として、敵失で1点を追加。その後四球などで1死満塁となって、澵井の中前適時打で7点目を挙げてコールド勝ちを収めた。岡本は5回を一人で投げ抜き、被安打2で無失点の好投をみせた。

優勝したスターズは11月24日、県内社会人軟式野球の頂上決戦、「第13回和歌山シリーズ」に出場する。

スターズの横畑研二監督(58)は、「連覇できて、ことしも和歌山シリーズに出られるので良かった。大会を通して阿部と岡本がまとまった投球をしてくれた」と笑顔。阿部健太朗選手(35)は、「優勝できてうれしい。大会を通して打線がつながった。(自身は)準決勝で四球なく投げられて良かった」と振り返った。

ポンデライオンズの福島伶緒監督(37)は、「2年ぶりの優勝を目指して挑んだので悔しい。エラーを減らしてスターズにリベンジし、来年の20回大会は優勝したい」と話した。準決勝に先発した中村謙吾選手(25)は、「準優勝は悔しい。準決勝ではストレートがまとまって、良いピッチングができた。(決勝は投げられなかったので)強い相手にも投げられるように監督の評価を得たい」と振り返った。

山﨑役員代表(48)は、「各チームが楽しく交流し、全試合けがなく終えることができて良かった。来年は節目の20回大会なのでチーム数も増やし、楽しく正々堂々とした大会を提供したい」と話した。

優勝、準優勝のメンバーは次の皆さん。

【Stars★】監督=横畑研二▽選手=下脇弘信、木村祐也、島本崇希、岡本瞬、福田安伸、前垣貴斗、阿部健太朗、澵井勇真、前田悦希

連覇を達成したStars★

連覇を達成したStars★

 

【ポンデライオンズ】監督兼主将=福島伶緒▽選手=森本圭紀、阪口郁弘、山本丈也、中村謙吾、岡﨑陸人、芦原幸輝、赤坂尚哉、谷野浩章

準優勝のポンデライオンズ

準優勝のポンデライオンズ

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