北方領土の返還よびかけ 県民会議が啓発

北方領土返還要求運動和歌山県民会議(会長=濱口太史県議会議長)は1日朝、和歌山市のJR和歌山駅前など県内主要駅前12カ所で、北方領土問題に関する街頭啓発を行った。

政府が定めた7日の「北方領土の日」を中心に、北方領土の返還を求める行事が全国各地で行われる一環。

街頭啓発には同会議加盟団体や各地域の青年会議所メンバー、県職員ら約70人が参加し、JR和歌山駅前では濱口会長をはじめ約20人が、啓発グッズのチラシとマイクロファイバークロスのセット約1000個を、通勤・通学の駅利用者らに手渡した。

濱口会長は「日頃は北方領土返還要求の気持ちが薄らいでいるところもあると思うが、2月7日を機に、県民の皆さんにもう一度問題について考え直していただき、ロシアにも返還を求めていく機運を高めていきたい」と話していた。

 

啓発グッズを手渡す濱口会長㊧

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