能登半島地震で義援金 タカショーが県に託す

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県を支援するため、ガーデニング関連製品大手の㈱タカショー(和歌山県海南市南赤坂、高岡伸夫社長)は5日、義援金238万642円を和歌山県に託した。

義援金の内訳は、同社から100万円、高岡社長個人から100万円、約400人の従業員一同から38万642円。同社は石川県金沢市に営業所を置き、被災地には取引先もあることから、同県に義援金を寄付することを決めた。

高岡社長が和歌山県庁を訪れ、岸本周平知事に目録を手渡し、岸本知事からは感謝状が贈られた。

岸本知事は「大変ありがたい。支援の輪が広がることにもつながる」と感謝。高岡社長は「石川県は大変な状況だと思う。明日はわが身で何か起こった時に人の立場に立つことが大事だと従業員とも話してきた。少しでもお役に立てればうれしい」と話した。

目録を手にする高岡社長㊧と岸本知事

目録を手にする高岡社長㊧と岸本知事

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