日赤に車いす7台贈る 県トラック協会

和歌山県内の運送事業者でつくる県トラック協会青年協議会は、和歌山市小松原通の日赤和歌山医療センターに車いす7台を寄贈した。同センターで行われた寄贈式には、同協議会の秋山総一郎会長らが出席し、山下幸孝院長から秋山会長に感謝状が贈られた。

同協議会は昨年9月、社会貢献を目的として印南町のラ・グレースゴルフ倶楽部でチャリティーゴルフ会を開いた。1991年から始まった催しで、収益金は交通遺児らに寄付してきた。2003年からは県内の医療機関に車いすを寄贈している。これまで22の医療機関に累計246台を贈っているという。

今回のチャリティーゴルフ会での収益金で、同センターの他、橋本市の橋本市民病院と、御坊市のひだか病院にも、要望を聞いた上で、車いすと歩行器など計7台を贈った。

寄贈式で秋山会長は「(山下院長から)エッセンシャルワーカーという言葉を頂き、地域を支えるという仲間意識を改めて感じた。今回感謝していただき、催しをする意味を実感する。活用してもらえたらうれしいし、これからも続けていきたい」と話した。

秋山会長(左から3人目)と山下院長(同2人目)

秋山会長(左から3人目)と山下院長(同2人目)

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