紀の川はっさく大福 小中学校の給食に

ハッサクの生産量日本一を誇る紀の川市は6日、市産ブランド「紀の川はっさく」を使用した大福「daifuku839(ダイフクハチサンキュー)」を市内全15の小学校に計約2800個、給食として提供した。15日には市内全6の中学校に計約1400個を提供する。

市内の子どもたちに地域の特産品に関心を持ってもらおうと、市で初の取り組み。市がマッチングさせた市内2の事業者が商品開発に取り組んだ。

主に桃の生産や加工を行う㈱八旗農園(同市桃山町元)が規格外のハッサクを用いて作ったハッサクのピューレを使用し、和菓子製造卸売店の㈱山崎屋(同市名手西野)が開発した。

同社は9日、同市粉河の粉河ふるさとセンター野外ステージで開かれるハッサクがテーマのマルシェ「ATTO! KINOKAWA MARCHE HASSAKU FESTIVAL」で同商品を一般販売する。

 

市内全小中学校に提供される「daifuku839」(紀の川市提供)

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