「宇宙兄弟」が歓迎 ロケット会場で
「カイロス」初号機打ち上げの見学場の一つ、田原海水浴場(和歌山県串本町)には、午前6時50分ごろから見学者を乗せたバスが到着し始め、スクリーンとステージが設けられた芝生広場からレジャーシートが広がり、どんどんスペースは埋まっていった。
7時過ぎには早くも出店の前に列ができ始め、特に南紀串本観光協会のブースではカイロス関連グッズが大人気。県立串本古座高校のブースでは、生徒と地元カレー店のコラボレーションによる地元食材たっぷりの「ロケットまぜそば」が次々と売れた。
会場では映画化やアニメ化された人気漫画「宇宙兄弟」のキャラクターに扮(ふん)した町職員が、会場の案内や記念撮影の手伝いなどで来場者をおもてなし。打ち上げを待つ人々の気持ちをさらに高める演出が好評だった。
三重県四日市市から家族で訪れた男性(63)は「打ち上げが楽しみで、最初の送迎バスに乗ってきた。成功してほしい」と発射の瞬間を待ちわびていた。
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